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Spark CoreをOSXとUSB-Serial接続してWi-Fiのセットアップする

Spark CoreをSpark Cloudと接続してAndroidアプリからLチカを試してみます。Spark CoreのセットアップはAndroidアプリを使わずに、OSXとUSB-Serial接続して行います。なぜかAndroidアプリからWi-Fiへ接続できない時にUSB-Serial接続が必要になります。

OSXとUSB-Serial接続する

AndroidなどのSpark CoreアプリからWi-Fi接続できない状態になった場合など、ホストマシンとSpark CoreをUSB-Serial接続をしてWi-Fiの設定をやり直す場合の手順です。以下のコミュニティサイトを参考にします。

LEDが青色点滅状態であること

LEDが青色に点滅していて、Wi-Fi接続が待機中であることを確認します。シアンがゆっくり点滅している場合は、Wi-Fi接続中なので、MODEボタンを10秒押してSparkCoreメモリ上のWi-Fi接続情報をクリアします。

今回はホストマシンにMacBook Proを使います。Spark CoreをMacBook Proの右側のUSBポートにケーブルで接続します。lsでデバイスファイルを確認します。

screenコマンドでシリアル接続

$ ls /dev/tty.usb*
/dev/tty.usbmodem1421

左のUSBの場合はtty.usbmodem1411になります。

/dev/tty.usbmodem1411

ターミナルを開きscreenコマンドでSparkCoreとシリアル接続します。

$ screen /dev/tty.usbmodem1421 9600

iキーを押すと、すでにSpark CloudにCoreが登録されている場合はIDが表示されます。

Your core id is xxx

wキーを押すと、Wi-Fiの接続情報を入力できるようになります。今回の環境だと暗号化方式はWPA2です。

SSID: xxx
Security 0=unsecured, 1=WEP, 2=WPA, 3=WPA2: 3
Password: xxx
Thanks! Wait about 7 seconds while I save those credentials...

Awesome. Now we'll connect!

If you see a pulsing cyan light, your Spark Core
has connected to the Cloud and is ready to go!

If your LED flashes red or you encounter any other problems,
visit https://www.spark.io/support to debug.

Spark <3 you!

Spark Cloudへの接続確認

LEDは緑が点滅してWi-Fiに接続します。シアンがすやすや点滅し始めるとCoreのSpark Cloudへの接続が完了した状態です。

OSXのscreenコマンドは、~/.screenrcでエスケープキーをtにしています。

$ cat ~/.screenrc
escape ^Tt

control + t + kを押して、screenのウインドウを閉じます。

Really kill this window [y/n]

Tinkerアプリ

AndroidのTnkerアプリと、Spark CoreにデフォルトでインストールされているTinkerファームウェアを使います。

Tinker設定のクリア

以前設定したTinkerの設定をクリアする場合はメニューからClear Tinkerを選択します。

Tinker

Spark Coreアプリを起動してログインすると、Spark Cloudに登録したCoreが表示されます。

d7-init.png

右上のD7をタップした後、digitalWriteをタップします。

d7-setting.png

右上のD7が赤くなりました。

d7-red.png

D7をタップしてHIGHにすると、Spark CoreのUSBポート右側のLEDが青く点灯します。もう一度D7をタップしてLOWにすると点灯が終了しす。

d7-high.png