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FT232RLのドライバがインストールされないのは模造品かも知れない

手持ちのUSB-TTLシリアル変換モジュールのVCCが5Vだったので、ESP8266への3.3V電源供給にArduinoを使っていました。USB-TTLシリアル変換モジュールから直接3.3V電源が引けるととてもコンパクトに収まります。あたらしく購入したFT232RLを搭載した3.3V/5.0V切り替えスイッチ付きモジュールは、なぜかWindows 7 64bitでドライバがインストールされず認識されません。どうも模造品のチップを搭載しているようです。ショップに連絡したところすぐに正規品と交換していただきました。

FT232RLドライバの模造品対策

FTDI Removes Driver From Windows Update That Bricked Cloned Chipsに記事があります。2014年10月にFT232RLの模造品が市場に多く出回っているため、FTDI社がWindows Updateで配布しているドライバを更新して模造品の場合はインストールされないようにしました。今回購入したUSBシリアル変換モジュールは運悪く、模造品のFT232RLを搭載していたようです。

模造品の見分け方

FT232RL: REAL OR FAKE?に画像で説明があります。私が購入したFT232RLはチップに1213-C CN480661と刻印があり動作しませんでした。デバイスマネージャーのその他のデバイスのところにFT233R USB UARTが識別されずに残ります。

解決方法

前述のサイトにはドライバのソースコードをダウンロードしてftdiport.infファイルのPIDを手動で書き換える方法も紹介されています。FTDI社からは最新ドライバ(v2.12.00)のソースコードは配布されずインストーラーしか提供されなくなりました。一つ前(v2.10.00)で試しましたがうまく認識されませんでした。

ショップに連絡したらすぐに交換してくれましたが、安すぎる輸入品は模造品が混入している可能性があるので注意が必要です。