先日IFTTTからDoアプリがリリースされました。Do Button、Do Camera、Do Noteの3つあり、iOS と Androidから使えるようになっています。すでにWordPressを使ったCreate a photo post with a map of your locationというDoレシピがあるので使ってみようと思います。
Do Button
これまでのレシピはIFレシピのタブにまとめられ、新たにDoレシピのタブが追加されました。Do Buttonの動作は簡単です。Yoトリガーを使うようにシンプルにAndroidアプリのボタンを押すだけです。ちょうどIFTTTとYoを連携させたレシピを書いて使っているところなので、Do Button用にレシピを作成します。
Do WordPress
Yoトリガーとexpress-ifttt-webhookアクションのサンプル
前回Yoトリガーを使ったIFレシピのサンプルを作りました。WordPress ChannelのXML-RPCを借りて、クラウド上に構築したNode.js製のexpress-ifttt-webhookゲートウェイに向けてアクションを実行します。ゲートウェイではMQTTにブリッジしてpublishします。結果としてYoからMQTTでsubscribeしているローカルのBegleBone Blackへ任意のメッセージを送ることができます。
Do レシピ
Create a photo post with a map of your locationのDoレシピは、AndroidのDo Buttonアプリのボタンを押すと、モバイルの位置情報からGoogleマップの位置情報を取得してWordPressにポストしてくれます。
WordPress Channel
Do WordPressレシピのページを開きます。WordPressのアイコンをクリックするとWordPress Channelの構成画面に移動します。前回すでにチャンネルは構成済みなので変更はありません。Blog URLはクラウドの仮想マシン上に構築したexpress-ifttt-webhookのURLを指定します。
Do WordPressレシピのページに戻りAdd Recipe
ボタンをクリックしてレシピを追加します。レシピページのActionはデフォルトで動作しますが適宜フィールドに入力してUpdate
ボタンをクリックします。
テスト
BeagleBone BlackのCylon.jsアプリ
BeagleBone BlackでMQTTをsubsribeするプログラムは前回と同じです。単純にメッセージを受信して標準出力します。
/*eslint-env node */ |
npm start
を実行してアプリを起動します。
$ npm start |
AndroidのDo Buttonアプリ
AndroidのDo Buttonアプリを起動すると、先ほど追加したDo WordPressが追加されています。中央のWordPressロゴをタップするとアプリが実行されます。BeagleBone BlackのコンソールにGoogleマップのURLとIFTTTのシェアページの短縮URLが通知されました。
> cylon-test@0.0.1 start /home/ubuntu/node_modules/orion/.workspace/cylonjs |