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Docker監視環境 - Part1: cAdvisor, collectd, Riemann, InfluxDB, Grafana

いままで仮想マシンで動かしていた本番のシステムをDockerコンテナに移設しようと思います。KubernetesとかDeisでDockerコンテナを管理するか悩むところですが、とりあえずはSaltでDockerホストをCMしながらプラクティスです。
これまでうまく実現できなかったMeasure All the Thingsとメトリクス収集もDockerならOpsに依頼しなくても自分でハンドルできそうなので、RiemannやLaminaなどのストリームデータのリアルタイム分析もClojureで試してみようと思います。

アーキテクチャ

Dockerコンテナの監視をどうしようか、SaltNewRelic、Mackerelでいろいろと試しましたが、最終的に以下の構成で設計しようと思います。

cAdvisorはKubernetesやPanamaxで使っていたので知ったのですが、Googleが開発しているコンテナのリソース状況をグラフにしてくれるツールです。まだ実装されていない機能も多いですがadvisorとかalertingとか使えるようになるとうれしいです。

最近Clojureが楽しいので周辺のツールを調べているとRiemannのリアルタイム分析システムを知りました。ここからRiemann + InfluxDB + Grafanaというスライドを見つけたので参考にさせていただきます。

InfluxDBはGoでできた時系列データベースです。cAdvisorのバックエンドに使えたり、Riemannからフォワードすることもできます。Treasure Dataを使っていると時系列データベースの良さに気づいたので、もっと本格的に調べてみたくなりました。

Monitorama PDX 2014

Monitorama PDX 2014というイベントが5月にありました。先ほどのスライドの最後にリンクが書いてあり、他の動画もVimeoにたくさんありました。

来年はできたらポートランドに行って参加したいです。