Update 2014-10-08
: Docker監視環境 - Part3: cAdvisor,InfluxDB,Grafanaの構築Update 2014-10-07
: Docker監視環境 - Part2: Riemannの構築
いままで仮想マシンで動かしていた本番のシステムをDockerコンテナに移設しようと思います。KubernetesとかDeisでDockerコンテナを管理するか悩むところですが、とりあえずはSaltでDockerホストをCMしながらプラクティスです。
これまでうまく実現できなかったMeasure All the Things
とメトリクス収集もDockerならOpsに依頼しなくても自分でハンドルできそうなので、RiemannやLaminaなどのストリームデータのリアルタイム分析もClojureで試してみようと思います。
アーキテクチャ
Dockerコンテナの監視をどうしようか、SaltやNewRelic、Mackerelでいろいろと試しましたが、最終的に以下の構成で設計しようと思います。
cAdvisorはKubernetesやPanamaxで使っていたので知ったのですが、Googleが開発しているコンテナのリソース状況をグラフにしてくれるツールです。まだ実装されていない機能も多いですがadvisorとかalertingとか使えるようになるとうれしいです。
最近Clojureが楽しいので周辺のツールを調べているとRiemannのリアルタイム分析システムを知りました。ここからRiemann + InfluxDB + Grafanaというスライドを見つけたので参考にさせていただきます。
InfluxDBはGoでできた時系列データベースです。cAdvisorのバックエンドに使えたり、Riemannからフォワードすることもできます。Treasure Data
を使っていると時系列データベースの良さに気づいたので、もっと本格的に調べてみたくなりました。
Monitorama PDX 2014
Monitorama PDX 2014というイベントが5月にありました。先ほどのスライドの最後にリンクが書いてあり、他の動画もVimeoにたくさんありました。
- Monitorama PDX 2014 Grafana workshop
- Monitorama PDX 2014 InfluxDB talk
- Monitorama Boston 2013 Riemann talk
来年はできたらポートランドに行って参加したいです。