Ubuntu14.04のsalt-minionにOpenShift Orign v3
をスタンドアロンでインストールします。build-go.sh
のビルドスクリプトを実行すると、Kubernetesもインストールされます。
KubernetesとDockerをgeardとgearの代わりに採用した形でしょうか。RedHatも思い切ってKubernetesとの統合を考えているようです。
Ubuntu14.04にインスト-ル
Saltで準備した、Ubuntu14.04にインスト-ルします。
$ cat /etc/lsb-release |
OpenShift Orign v3 のインストール準備
Contributing to OpenShift 3の手順に従ってインストールしていきます。まず前提条件になているGoとDokcerのインストールを確認します。
Goインストールの確認をします。
$ go env GOROOT |
Dockerインストールの確認をします。
$ sudo docker version |
OpenShift Origin v3 のビルド
go get
でGoパッケージをインストールします。
$ go get github.com/openshift/origin |
パッケージのディレクトリに移動して、ビルドをします。
$ cd $GOPATH/src/github.com/openshift/origin |
OpenShift Origin v3 の起動
OpenShift Origin v3
を起動します。
$ _output/go/bin/openshift start |
openshift kube create pods
コマンドを使いKubernetesデプロイをします。
$ cd $GOPATH/src/github.com/openshift/origin |
KubernetesのPodsを一覧します。
$ sudo _output/go/bin/openshift kube list pods |
確認
curlでPodのコンテナの動作を確認します。
$ curl -s http://10.1.3.67:6061 |
まとめ
OpenShift Origin V4
はRHEL6.4以上(7.xは不可)にしかインストールできませんでしたが、OpenShift Origin v3
はKubernetesをベースにしているので、RedHat以外のLinuxにもインストールできます。
これまでのOpenShift Origin V4
はどうなっていくのか気になりますが、Kubernetesへのシフトはよいことだと思います。