Update 2014-10-01
: DockerのWordPressコンテナをcommitしてもvolumeがimageに含まれなくて困った
Salt+DockerでWordPressをインストールしたのですが、WordPress4.0日本語版にしてもう少し実践的にコンテナをつくります。
TutumのHow To Build A 2-Container App with Docker and Tutumを参考にして、WordPressとMySQLの2つのコンテナを作成してLinkさせます。
WordPress4.0から言語選択ができる
tutum-docker-wordpress-nosqlをgit clone
してDockerfileをWordPressを日本語版に変更しようと思ったのですが、WordPress4.0以降は「define(‘WPLANG’, ‘ja‘);」言語指定が不要になったという記事を見つけました。
WordPress4.0からのサイト言語選択ができるようになっているそうです。
ただしWP Multibyte Patchは別途プラグインとしてインストールする必要があります。
そもそも日本語版というものが存在することが疑問だったので、ようやく普通に国際版が使えるようになりました。
TutumのWordPressは3.9.2
nsenterでWordPressコンテナに接続します。
$ nse d7e936d5bceb |
バージョン情報を確認します。
$wp_version = '3.9.2'; |
残念ながらregistryからpullできるTutumのイメージは残念ながらまだ4.0にはなっていませんでした。
WordPressイメージをビルドする
最初に戻って作業マシンでgit clone
してDockerイメージをビルドします。
$ cd ~/docker_apps |
WordPress4.0日本語版をダウンロードして、/app
ディレクトリに展開します。
パッケージのダウンロードサイトを日本に変更して、wgetをインストールします。
それ以外は、git clone
したままのDockerfileです。
FROM tutum/apache-php:latest |
Dockerイメージをビルドしてdocker-registryにpushします。
$ docker build -t masato/wordpress . |
デプロイ先のDockerホストでdocker-registryからイメージをpullします。
$ docker pull 10.1.1.32:5000/wordpress |
最初にMySQLコンテナの起動して、WordPressコンテナとリンクさせます。
$ docker run -d -e MYSQL_PASS="password" --name db -p 3306:3306 tutum/mysql:5.5 |
確認
ブラウザから確認します。
インストール画面から日本語表示されるようになりました。