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Panamax in CoreOS on IDCFクラウド - Part1: インストール

ISOからインストールして用意した367.1.0のCoreOSにさっそくPanamaxをインストールしてみます。

Panamaxは、DockerやCoreOSの勉強でお世話になっている、CenturyLinkLabsがオープンソースで公開しているDockerの管理ツールです。

The New Stack Analysts: Docker’s Future is in the Orchestrationのインタビューの中で、CenturyLinkLabsのLucas Carlson氏が以下のように応えています。

There’s a big difference between a ‘hello world,’ approach and more sophisticated usage.

CenturyLinkLabsがDockerの教育に力を入れているのはすばらしいことです。特にCoreOSやFigに対して注目が高いので、Panamaxにも期待しています。

Panamaxのインストール

CoreOSのインスタンスにSSH接続します。

$ eval `ssh-agent`
$ ssh-add ~/.ssh/deis
$ ssh -A core@10.1.0.66

CoreOSのバージョンを確認します。

$ cat /etc/os-release
NAME=CoreOS
ID=coreos
VERSION=367.1.0
VERSION_ID=367.1.0
BUILD_ID=
PRETTY_NAME="CoreOS 367.1.0"
ANSI_COLOR="1;32"
HOME_URL="https://coreos.com/"
BUG_REPORT_URL="https://github.com/coreos/bugs/issues"

インストーラーをダウンロードして実行します。Panamaxのバージョンは0.1.2です。

$ sudo -i
$ mkdir panamax && cd panamax
$ wget http://download.panamax.io/installer/pmx-installer-latest.zip
$ unzip pmx-installer-latest.zip
Archive: pmx-installer-latest.zip
inflating: create-docker-mount
inflating: LICENSE
inflating: desktop
extracting: panamax
inflating: .coreosenv
inflating: README.md
inflating: ubuntu.sh
inflating: Vagrantfile
extracting: .version
inflating: coreos
inflating: panamax.rb
$ cat .version
0.1.2
$ ./coreos install --stable
Installing Panamax...

docker pull centurylink/panamax-api:latest
..
docker pull centurylink/panamax-ui:latest
..

docker pull google/cadvisor:0.1.0
..
Panamax install complete

確認

ブラウザから確認します。3000ポートでLISTENしています。

Imagesのパネルには、Panamaxのインストールでdocker pullした上記のイメージが3つ表示されています。

まとめ

とりあえずPanamaxをインストールしてみました。
たくさんテンプレートが用意されていて、またDockerインデックスからも直接イメージの検索と実行ができるようです。
fleet用のsystemdのunitを書くのがちょっと面倒なときに、画面からデプロイができるツールは便利です。

Deisのアプリで使うPostgreSQLのイメージをPanamaxからデプロイして管理してみようと思います。