Update 2014-08-14
: Deis in IDCFクラウド - Part1: CoreOSクラスタとDeisインストール
Dockerをバックエンドに使うオープンソースのPaaSも増えてきて、
HerokuのBuildpackを使えるようになったり、CloudFoundryのバックエンドにDockerを使えるようになりました。
Deimosの前身Docker-on-Mesosから入ったので、さっぱり意味がわかりませんでした。
本当はPaaSって何?で定義が難しいのですが、Dockerエコシステムの拡がりでいろいろな挑戦をしているサービスやライブラリが増えています。自分のやりたいことベースで少しずつ整理していきたいと思います。
私の用途だとFlynnやDeisでも規模が大きい感じです。
- Dockerに慣れてきたので、どんどんアプリを書いて動かしたい
- Buildpackを使って、Dockerfileから言語の実行環境を分離したい
- データベースをDockerから分離してサービスとして使いたい
- IaaS上で、カジュアル && ミニマルにPaaSを構築したい
- HerokuみたいなHTTP Routingがしたい
そうすると、Dokkuかtsuruが候補にあがります。
DokkuとFlynnは、Jeff Lindsay
さんが開発しています。
PistonでBOSHのOpenStack Provider
を書いていた人なので、最近の流れを作った一人だと思います。
一方のtsuruは、ブラジル最大のメディア複合企業であるglobo.comが開発しています。
globo.com s2 pythonのスライドが、loves Python
なのと、西海岸以外のオープンソースもウォッチしたいので、これからtsuruをしばらく触ってみようと思います。
Dockerのエコシステムでは、中国のBaidu、ロシアのYandexもあまり情報がありませんが、Dockerを採用しています。