0%

FT232RLのUSB-TTLシリアル変換モジュールをESP826とRaspberry Piと使う

これまでPL2303HXを搭載したUSB-TTLシリアル変換ケーブルを使っていました。電源供給が5V固定だったので3.3Vのモジュールを接続する場合はロジックレベルコンバータをはさんだり、Arduinoから3.3Vの電源を取ったりと配線が煩雑になってきました。正規品のFT232RLを搭載した3.3/5.0V切り換えスイッチ付きモジュールを安価に購入できたので配線してみます。

ESP8266

ブレッドボード配線図です。常に電源をONにする場合はCH_PDとVCCをはんだ付けしてしまえばブレッドボードも不要になります。

FT232RL-ESP8366.png

  • RXD (ESP8266) -> TXD (FT232RL)
  • TXD (ESP8266) -> RXD (FT232RL)
  • CH_PD (ESP8266) -> VCC (FT232RL)
  • VCC (ESP8266) -> VCC (FT232RL)
  • GND (ESP8266) -> GND (FT232RL)

ESP8266へはCoolTermから接続します。Options画面でシリアルポートとボーレートを設定します。ポートのxxxのところはデバイスのシリアル番号です。

  • Port: usbserial-xxxxxxxx
  • Baudrate: 9600

Raspberry Pi

配線図です。Raspberry Piへの電源供給はFT232RLからでなく別途microUSBから行います。

FT232RL-RasPi.png

  • GND (Raspberry Pi) -> GND (FT232RL)
  • RXD (Raspberry Pi) -> TXD (FT232RL)
  • TXD (Raspberry Pi) -> RXD (FT232RL)

Raspberry Piの場合はLinuxのシェルを使うためOSXのターミナルからscreenで接続します。

$ screen /dev/tty.usbserial-xxxxxxxx 115200