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DockerのHTTP Routing - Part3: OpenResty はじめに

OpenRestyを使ったリバースプロキシを作ってみます。
まずは慣れるために簡単なLuaプログラムを使ったDockerコンテナの起動まで行ってみます。

3scale/openrestyを使おうと思いましたが、READMEを読んでもよくわからなかったので、もう少し簡単なDockerコンテナを使うことにします。

torhve/openresty-docker

torhve/openresty-dockerをcloneして使います。

READMEを読みながら使い方を確認します。

プロジェクトを作成します。

$ mkdir ~/openresty_apps
$ cd !$
$ git clone https://github.com/torhve/openresty-docker.git
$ cd openresty-docker
$ mkdir logs

Hello World!を出力する簡単なLuaプログラムです。

~/openresty_apps/openresty-docker/app.lua
ngx.say('Hello World!')
ngx.exit(200)

イメージのビルドと実行

イメージをビルドします。

$ docker build -t masato/openresty .

カレントディレクトリを/helloprojにマップして起動します。

$ docker run --rm -t -i -p 8089:8080 -v `pwd`:/helloproj -w /helloproj masato/openresty 

確認

ブラウザを開いて確認します。

まとめ

OpenRestyと簡単なLuaプログラムの実行ができました。
次回はもう少しOpenRestyの構造に慣れてから、Dockerコンテナへリバースプロキシの設定をしてみます。